Joint Accountの場合、プロベイト手続きを回避できるのでしょうか

Joint accountとは、複数の当事者が共同で開設する銀行口座です。多くの場合は、夫婦で開設する夫婦共同名義口座として開設されます。Joint accountについては、共同名義人のいずれもお金を自由に引き出すことができます。Joint accountの共同名義人のいずれかが死亡した場合、口座に関する権利は自動的に生存している共有者に移転します。夫婦共同名義口座において、ご主人が死亡した場合、奥様が口座に関する全ての権利を自動的に取得することになります。Joint accountにある銀行預金については、相続財団を構成しませんので、プロベイト手続きの対象とはなりません。